当サイトでは「○○ワットのストロボ電源部」という表記をしています。 ここでいう「ワット」とはその電源が単位 時間あたりにランプに供給できる最大電力量を表します。 (「最大ランプ入力電力量 」ともいいます。)
この電力量は次の式により導き出されます。
W=J/F(ジュール・パー・フラッシュ)×f
(ワット数=1フラッシュあたりのランプ入力電力×1秒間あたりの繰り返し発光周波数) |
つまり同じワット数の電源でも、
ジュール数(J/F・1フラッシュあたりのランプ入力電力)
が大きくなると1秒間あたりに繰り返し発光できる回数が少なくなる、ということです。
例として次の2つのストロボ電源 "CF-15S3"と"CF-15S15"を比較してみましょう。 これらは共に15ワットのストロボ電源部です。
型式 | CF-15S3 | CF-15S15 |
ワット数(=最大ランプ入力電力量) | 15ワット |
最大ジュール数 | 5J/F | 1J/F |
繰り返し発光周波数 | 3Hz | 15Hz |
同じ15ワットのストロボ電源ですが、
1フラッシュあたりの光量はCF-15S3型の方が明るくなります。 1秒間あたりの発光周波数は、
光量が小さくなっている分、CF-15S15型の方が多くの発光回数が確保できることになります。
| https://nissin-ele.co.jp/tec/index.php?e=63 |
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