日進電子工業の画像処理用ストロボ光源は、外部トリガー信号による同期発光に全機種対応しています。 次の4種類の信号の全て、またはいづれかに同期して発光させることができます。(機種により異なります。)
- TTLレベルによる同期発光
立上がりエッジ または 立下がりエッジ - TR.オープンコレクタ接続による同期発光
トランジスタ・オープンコレクタやMAKE接点信号でストロボ発光させます。立下がり同期。 - フォトカプラ素子の駆動による同期発光
ストロボ電源内にある信号受信用フォトカプラを電圧入力によるトリガー信号で駆動させ,ストロボ発光させます。立上がり同期。
■トリガー回路例
●A.TTLレベル(表示TTL±)による接続
- TTLレベル信号は0〜3.5ないし5Vの矩形波です。
- TTL+は波形の立上がり位置に同期して発光します。
- TTL−は波形の立下がり位置に同期して発光します。
例1:IC(TTL型 SN7400等)の出力での直接駆動

例2:トランジスタを介して入力
a.TTL+入力

b.TTL−入力

●B.オープンコレクタ接続またはコンタクト(MAKE接点)による接続(表示O.C)
- 電源部パネル面のO.C.表示のコネクタに接続して下さい。
- トランジスタON信号で同期発光します。
- 回路例1では、信号出力側とストロボ側を電気的に分離します。ノイズなどの影響を受けにくくなります。
- 回路例2では、ストロボ側BNC入力コネクタのシールド側がケースアースに接続されています。貴社の信号出力の−側と電気的に接続されます。
- 入力周波数は、型式定格の最大周波数までとして下さい。最大周波数を超えると周波数制限回路が動作して、入力周期の1/2または1/3で発光します。
- 信号のパルス幅は10μs以上としてください。
- 入力端子間を接点で短絡させても発光します。
例1:

例2:

●C.フォトカプラ駆動(表示P.C)
- 電源部パネル面のP.C.表示のコネクタに接続して下さい。
- ストロボ側の入力部に信号伝達のためのフォトカプラ素子を搭載しています。フォトカプラの入力素子の発光ダイオードは、ストロボ側と電気的にフローティング状態で信号のみ伝達します。信号出力側セット、ストロボ側ともにノイズによる影響を低減することができます。 ※ストロボ側の信号入力BNCコネクタは内部回路およびケースから絶縁されています。
- 入力電圧4〜15V立上がりに同期して発光します。最大電流30mA、信号幅100μ s以上です。
- 接続はBNCコネクタをご使用下さい。ホット側 +電圧 ケース側 −電圧
- 入力回路のフォトダイオードに抵抗器560Ωが直列にあります。入力電圧4〜15Vの範囲はそのまま対応します。15Vを越える電圧の場合は次の抵抗器を貴社側出力回路に付加して下さい。
16〜24V 約500Ω 25〜50V 約1kΩ
| https://nissin-ele.co.jp/tec/index.php?e=27 |
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ストロボ照明・ストロボスコープ::外部トリガー信号による発光 | 12:43 PM | comments (x) | trackback (x) |